丸亀市で往年のサッカー日本代表が一夜限りの対戦!夢を与えるチャリティーマッチに子供たち大喜び【香川】 (25/01/20 18:00)

丸亀市で往年のサッカー日本代表が一夜限りの対戦!夢を与えるチャリティーマッチに子供たち大喜び【香川】 (25/01/20 18:00)

一日限りの夢の対戦です。往年の日本代表が集まり、サッカーのチャリティーマッチが1月19日、丸亀市で行われました。サッカーを通して子供たちに届けたい思いとは。

子供たちと一緒にボールを蹴るのは、サッカー元日本代表の選手たち。チャリティーマッチを前に、小中学生約160人と交流します。

(子供は…)
「楽しかった。(日本代表は)初めて会ったのでかっこいいと思った」
「日本代表と一緒にできて楽しいし、面白かった」

企画したのは、丸亀市の給排水設備会社、「京極」の社長、川田智裕さん(41)。チャリティーマッチは2024年に続き2回目で、今回は、香川の子供たちのために企画しました。

(チャリティーマッチを企画した 川田智裕さん)
「いろいろ話を聞く中で、スポーツが児童養護施設の子供には壁があるみたいで、そういうのを払拭できないかなと。きょうは招待していて子供たちもたくさん来ている」

香川県内には3つの児童養護施設があり、約150人の子供たちが生活しています。しかし、様々な理由から整った環境でスポーツが続けられない子供がほとんど。川田さんは、そこで暮らす子供たちにも同じように夢を持ってスポーツに取り組んでほしいと企画しました。

(川田智裕さん)
「一番は夢を持ってもらいたい。サッカー選手になりたい。かっこいいから始まる夢もあると思う。そういった部分で夢を持ってもらいたい」

川田さんの熱い思いに共感し、100を超えるスポンサーが集まったほか、約230人のボランティアが協力したチャリティーマッチ。待ちに待ったキックオフです。

(中村香月記者)
「会場は多くのお客さんでにぎわっています。一夜限りの夢の対決。観客はニッポンコールで大きく盛り上がっています」

〇試合の様子
■李忠成さん
■坪井慶介さん
■大久保嘉人さん
■鄭大世さん
■柿谷曜一朗さん(1月18日に現役引退発表)

(試合を見た子供は…)
「すごかった。これが日本代表なんだなと思った」
「かっこいいと思った」
「みんなキック力があってすごかった」
「大久保さんがいっぱい点を決めていてすごかった。同じように日本代表になりたい」

会場には約5300人の観客が集まりました。

(大久保嘉人さん)
「楽しかった。このメンバーでやることはないのでうれしかった。ゴールを見せられて良かった。子供たちも目標を見つけて頑張ってほしい」

(坪井慶介さん)
「周りの皆さんが楽しんでもらえたら一番良かった。僕らは楽しかった。いろんな所でこういうことが起きるのがいいと思う。いろんな所で大きな力になると思うので、サッカー界を盛り上げていきたい」

(柿谷曜一朗さん)
「(18日に)引退発表して、もうサッカーしている。支えてくれたファン・サポーターのために、体はまだ動くので、サッカーで感動だったり、子供たちにいいプレーを見せてサッカーを楽しんでもらいたい」

熱い思いがつながって実現した一夜限りのドリームマッチ。集まった収益の一部は、県内3つの児童養護施設に届けられます。

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