明治安田J2リーグ・ブラウブリッツ秋田の来シーズンのクラブライセンスはどうなるのでしょうか。Jリーグ側の担当者は二転三転する新スタジアム計画はマイナス要素としました。
26日午前、Jリーグの新スタジアムに関するヒアリングがブラウブリッツ秋田、秋田県、秋田市に対して行われました。
その後の会見でJリーグの担当者は来シーズンのライセンス交付は厳しい現状であると改めて述べました。
日本プロサッカーリーグ クラブライセンス事務局 大城享太さん:「スタジアムを整備しますと表明していただいたものが崩れてしまうようであれば特例自体が取り消され、クラブライセンスの判定において厳しい状態」
ブラウブリッツ秋田は2019シーズンのクラブライセンスを申請する際、リーグ側から観客席への屋根の設置を求められました。これに対し県と市は新スタジアム構想を理由に設置の免除を要求しリーグ側が容認したため特例としてライセンスが交付されました。
日本プロサッカーリーグ クラブライセンス事務局 大城享太さん:「特例から6年経った今でも基本計画すら立案されていない状況で、新スタジアムの整備が前提だったので、そこに向かって動いていないのであれば特例自体がおかしくなる」
また、ソユースタジアムに屋根を設置する案は特例を出した以上リーグとして受け入れられないとしました。
J1ライセンスが交付されなかった場合については。
日本プロサッカーリーグ クラブライセンス事務局 大城享太さん:「J2ライセンスかJ3ライセンスが交付されるかもしれないし、されないかもしれない」
来シーズンのクラブライセンスの申請結果は9月末までに出されます。