全国高校総体・インターハイへの出場をかけたサッカー男子県予選の決勝が18日、壬生町で行われ、矢板中央と佐野日大が対戦しました。
土砂降りの雨の中で行われた決勝は4大会連続で同じカードとなりました。
前半は、赤と黒の矢板中央が押し気味に試合を進め、何度かチャンスを作りますが、あと一歩のところでゴールを奪うことができません。対する青と白の佐野日大は、粘り強い守備からのカウンター。右サイドで得たフリーキックを頭で合わせますが枠を外れます。互いに決め手を欠き、スコアレスで後半に入ります。
矢板中央はキックオフ直後に右サイドでセットプレーのチャンスを得ます。後半からピッチに立ったフォワードの朴が頭で合わせますが相手キーパーの正面。対する佐野日大は、少ないチャンスながらフォワードの高橋がスピードに乗ったドリブルで左サイドを駆け上がり、その流れからビッグチャンス。しかし、相手のブロックでゴールはなりません。
後半も中盤に入ると、オープンな展開となってスペースができ始め、迎えた28分でした。矢板中央は、右サイドからのクロスにフォワードの朴。得意だという頭で豪快に叩き込み、監督の起用にこたえます。
矢板中央は、この1点を守り切り6大会連続、13度目の優勝を果たしました。敗れた佐野日大は、8大会ぶりの優勝を逃しました。
矢板中央は、7月27日に開幕する北部九州総体に出場し、男子サッカーは福島県で行われます。