夏のインターハイ出場をかけた県予選は準々決勝が行われました。鹿児島城西 対 鹿児島は“師弟対決”となりました。
この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/n/kyt/category/society/ky4a6ca6c2e7c941949fe13542bc25a317
ベスト4進出をかけた準々決勝、鹿児島城西 対 鹿児島。鹿児島城西が初めてインターハイに出場した時にメンバーだった、新田監督と。その当時、鹿児島城西を指揮した小久保監督。監督同士の“師弟対決”にもなりました。
前半30分。白のユニホーム鹿児島は、10番・徳重のクロスを9番・宮原が得点につなげようとするなど、何度もゴール前に迫ります。後半31分には、金色のユニホーム、鹿児島城西の2番・吉田がボールを運びシュートを放ちますが、キーパーに阻まれます。
互いに譲らぬ戦いが続き、試合は延長戦へ突入します。ここで意地を見せたのが鹿児島城西でした。延長後半の終了間際。藤吉のパントキックを9番・大石が受け、右足一閃!これが決勝点となり、鹿児島城西が準決勝進出を決めました。
(鹿児島城西 大石脩斗選手)
「いつもやっていることができなくて、勝ったがとても悔しい試合になった。絶対に全国に出たい」
一方、鹿児島実業の森下 和哉 監督と鳳凰の仁田尾 博幸 監督。ともに鹿児島実業出身の同門対決です。
試合は後半に入り鹿児島実業が攻勢を強めますが、チャンスを決めきることができません。0対0のまま迎えた延長戦でも決着がつかず。勝負の行方はPK戦へ。
先攻の鳳凰が5人目を終えて4対3。鳳凰は止めれば勝利が決まる鹿児島実業の5人目。守護神・森が止めて鳳凰が勝利!鳳凰は初のベスト4進出です。
(鳳凰 森星瑛選手(2年))
「最高に気持ちいい。(準決勝は)体を張ってゼロで抑えたい」
(鳳凰 仁田尾博幸監督)
「もう一つ上のステージに行きたいという思いが選手のプレーの随所に見られた」
そのほか、樟南と神村学園があすの準決勝へと駒を進めました。決勝戦は25日(土)午後1時から。KYTでは決勝戦の模様を翌26日(日)午前10時25分から放送します。