高校サッカー、インターハイの男子県予選は20日、2回戦が行われました。鶴丸と鹿児島南の一戦は試合終了間際にドラマが待っていました。
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赤のユニホーム鶴丸はこの大会で引退となる3年生コンビがゴールをこじ開けます。後半立ち上がり、キーパーからパスを受けた14番・川畑がこの長い距離、ドリブルでボールを運んで…ラストパス!最後は10番・櫻井が右足を振り抜き、値千金の先制ゴールを挙げます。しかし、終了間際でした。鹿児島南の10番・末吉がフリーキックのこぼれ球を豪快に蹴り込み、土壇場で同点に追いつきます。さらにアディショナルタイムが続くと、この場面で鶴丸の選手がハンドを取られなんと、鹿児島南がPKを獲得します。これを9番・有村が冷静に沈め2対1。鹿児島南が劇的な逆転勝利!鶴丸はわずかに力及びませんでした。
(鶴丸3年・櫻井 光主将)
「チームのみんなが必死で頑張ってくれて、勝利まであと一歩とだったので本当に悔しいけど、 やりきったという感じ。(後輩には)僕たちが達成できなかった選手権、総体のベスト8を狙って頑張ってほしい」
(鹿児島南3年・末吉 祐京選手)
「いつか自分にもチャンスが来るというのは頭の中にあったので、そこをしっかり決めきれたのがよかった。家族やチームメイトに恩返しできるようにプレーしたい」
一方、大会7連覇を目指す神村学園は20日が初戦。9つのゴールを挙げ、鹿児島玉龍に勝利しました。
(神村学園3年・名和田 我空主将)
「一戦一戦、戦って、決勝でも勝てるように頑張りたい」
2回戦の結果です。新人戦王者の鹿児島城西、新人戦ベスト4の鹿児島実業が21日の3回戦進出を決めました。1回戦で強豪・出水中央をPK戦の末に破った加治木は、2回戦でもPK戦で、大島を撃破。決勝戦は25日に行われ、KYTでは26日午前10時25分から放送します。