県立大津高校サッカー部の複数の部員が飲酒や喫煙のほか、パチンコ店へ出入りしていたことが学校への取材でわかりました。
大津高校によりますと5月1日、匿名で「サッカー部員が飲酒や喫煙をしたり、パチンコ店へ出入りしている」との情報が学校に寄せられたということです。
学校が聞き取り調査を行ったところサッカー部員を含む複数の生徒がこれまでに飲酒や喫煙、パチンコ店へ出入りしていたことを認めたということです。
学校は該当する生徒に対し現在指導を行っているとして、人数や時期、処分の有無などについては詳細を控えるとしています。
学校は情報提供があった時点で県教委や高体連などへ報告していて、サッカー部については現時点では監督への処分や活動休止などの措置は取らないとしています。
また5月から始まる高校総体については不祥事を起こした部員はメンバーではないとして予定通り出場するということです。
学校はTKUの取材に対し「事実を重く受け止めている。改めて生活指導を行いながら社会で信頼されるような人材育成に努めていきたい」としています。
大津高校サッカー部を巡ってはおととし、1年生の部員が土下座を強要され全裸の写真を撮られるいじめがあったとして第三者委員会が現在調査を続けています。
また警察は当時の上級生2人を強要の疑いで書類送検しています。