岡山県高校総体サッカー男子の決勝戦が、6月11日に美作市で行われました。
(篠原聖記者)
「選手権王者の岡山学芸館に、同じく選手権で準優勝の経験を持つ作陽学園が臨みます。岡山県大会決勝戦は強豪校同士の対決となりました」
2023年2月に行われた新人戦では作陽学園に軍配が上がったこのカード。先制したのは岡山学芸館でした。
前半4分、2番・持永のロングスローからのこぼれ球を16番・植野がボレーシュート。開始早々に1点を先取し試合を優位にすすめます。
対する作陽学園は、10番・キャプテンの高を中心に攻撃を組み立てますが、得点を奪うことができません。
すると岡山学芸館は後半16分、またしても持永のロングスローからでした。左サイドから放たれた放物線を頭で合わせたのは10番・田口。頼れるキャプテンが待望の追加点を奪い試合を決定付けます。
試合はこのまま2対0で終了し、岡山学芸館が3大会連続7回目の全国大会進出を決めました。
(岡山学芸館 持永イザキ選手)
「(先生から)ボールに気持ちを込めることを言われていた。チームの助けになるようなロングスローにしたい」
(岡山学芸館 田口裕真主将)
「僕たちの目標は全国優勝。1試合を大事に練習に取り組みたい」