静岡県高校総体のサッカーは4日が決勝戦。静岡学園と清水桜が丘との一戦です。それぞれキーマン「背番号9」に迫りました。
シード校として準々決勝から登場し、2年ぶりの全国へ王手をかけた静岡学園。そのチームを引っ張るのがエース・神田奏真です。
初陣となった浜名との準々決勝では右足、そして頭と多彩な得点パターンでハットトリックを達成!
新人戦決勝で敗れた相手にリベンジを果たし勢いに乗ると、飛龍との準決勝でも混戦での冷静さが光り2ゴール!
静岡学園高等学校・神田奏真 選手 「感覚というかその時にコースが見えたので、そこに打ったら入るというのはわかったので、そこにしっかり打ててそこで決まってよかったです」
名将・川口監督も「ポストプレーは高校トップレベル」と認める逸材が、2試合5ゴールと更なる覚醒を続ける今大会。
Jクラブも熱視線を送るストライカーが3戦連発!そしてチームを全国に導く覚悟です!
静岡学園高等学校・神田奏真 選手 「チームを勝たせるというFWになるのが、僕自身常に意識しているので。僕が3点取ったらチームが楽になると思っているので(決勝でも)3点取りたいと思っています」
対するは4年ぶりの決勝進出を果たした清水桜が丘。その立役者が3年生の澤野航大です。
清水東との「清水ダービー」となった準決勝では、前半に正確無比なコーナーキックから2ゴールをアシスト!
清水桜が丘高校・澤野航大 選手 「中の状況によって外に逃げていくボールとか、キーパーに(向かって)いくボールだったり、蹴り分けるのができるようになったことでもあるので。自分は決まったところに蹴るだけだったので、それを意識してやっていました」
さらに後半にはボールの軌道を変え、直接ゴールを脅かす場面も!
多彩なキックで攻撃のタクトをふるうだけでなく、トップ下の位置で守備にも奮闘する162cmのまさに「小さな巨人」がチームを4年ぶりの全国に導くカギを握ります。
清水桜が丘高校・澤野航大 選手 「みんなのために走るってことを意識して、そのうえでプレーの質があがっていくので。ここまで来たら優勝しか見えていないので、みんなで一致団結して頑張っていきたいと思います」
両チームともに背番号9の3年生の活躍に注目です。
4年前の決勝では、清水桜が丘が静岡学園に3対2で競り勝っています。
2023年も白熱の試合を期待したいです。
高校サッカー県総体の決勝は4日午後2時5分から、袋井市のエコパスタジアムで行われます。
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